【前受金を考えることは、値上げに通ず】

【前受金を考えることは、値上げに通ず】

こんにちは。

須貝会計の須貝です。

前回の続きです。

前回は、

・前受金を受け取っておけば、その中から、

 経費の支払いを行うことができる。

・業界によっては、慣行的に前受金制度が

 ある(旅行代理店や資格・勉強系)。

でしたね。

さて、前回で触れなかった

「その他のファクター」とは

【前受金を受け取るには、十分なパワーが

 事業者に無いと、うまくいかない】

 ということです。

どういうことかというと、

1.緊急であり、かつ、自社しか対応できない

2.熱い需要があり、自社しか対応できない

という状況でないと、前受金は、支払ってくれにくい

ということです。

つまり、お客にとって

「オンリー1」な状況を作り出さないと

受け入れられにくいのです。

つまり、前受金は、値上げに近いインパクトが

あるとお考えください。

大事なのは、

前受金を導入できるサービス・商品を

提供しているのだろうか、

と、改めて考え直す、

良いきっかけになるということです。

特に

「2.熱い需要があり、自社しか対応できない」

を自問することは、その後の自社の収益性に

驚くほどのインパクトがあります。

追伸

今年の夏は、コロナの影響なのか、

身近で、亡くなる方が、数人いました。

生前に、お世話になっても、お礼を言ったりしなかったり、

相手が悩んでいたときに、しっかりと声をかけていたのだろうか

と、最近、考え込んでいます。

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